この記事はキーボード #2 Advent Calendar 2021の19日目の記事です。昨日の記事はnyamogeraさんによる「日本語配列の分割キーボードが欲しかった理由と今は必要なくなった理由」でした。

今年の自キ活振り返り


2020年9月から自キの世界に飛び込み、2020年のカレンダーに参加してから、早いものでもう一年経ってしまいました!2020年の4ヶ月くらいは分割キーボードの自分に合う配列を模索し続けた感じでしたが、今年は前年と異なり丸一年あったので、いろんな挑戦をしてきました。具体的に言うと以下の点です。

一つずつ様子を語らせていただきます🙇

キー配列の追求とトラックボールとの融合


atomの誕生

前年、quantumという36キーの30%キーボードを制作しました。

quantumキーボード

quantumキーボード

ですが私の頭が、少ないキーでレイヤを多用した配列に全く慣れず、再び40%かつcolumn staggered、小指担当のキーが少ない配列を検討していました。そこで生まれたキーボードがatomキーボードです。

atomキーボード

atomキーボード

なるべくモディファイアを親指、中指、薬指に担当させつつ、使用頻度の高いspaceやenterをデフォルトレイヤに残した配列のキーボードになっています。自作3Dケースでの運用を前提にしており、ケースはインテグレーテッドマウントを採用していました。

dactyl manuformとの出会い

一方で、これまでキースカルプチャのないキーキャップ(DSA, XDA, NP)を採用していたんですが、Self-Made Keyboards in JapanのDiscordサーバにて、そもそもキースカルプチャの意義を聞いてみたところ、ご説明とともにdactyl系の3Dキーボードが非常に参考になると教えていただきました。3Dプリンタは持っているので、いろんな派生型の中でもmajorそうな、dactyl manuformを作ってみることにしました。

錬成過程

錬成過程

dactyl manuformキーボード

dactyl manuformキーボード